安倍なつみ７thシングル「ザ・ストレス」

元々は森高千里の曲なので、どんなアレンジでカバーするのかと気になりまして。
あまり大きな声では言えませんが、当初はアレな方法でこの曲を聴いたんですわ。
そしたらば、なんとも激カッコイイじゃないっすか。
ツボに入ったんで、速攻でＣＤを買ってきますた。
Ｂ面なしってのが潔いっすね。その代わりインストを含む５バージョンが収録されてて、どれも面白いっす。

１曲目のストレートなカバーは、ホーンをフィーチャーしたジャジーなハウスにアレンジされてて、俺が最近聴きたいと思っていた音楽にかなり近い作りなんですわ。５曲目のインストを聴いてると、パーカッションが打ち込みなのを除けばThe Brand New Heaviesっぽくも感じるかな。
アレンジャーの上野圭市さんは、島谷やらビートマニアシリーズの曲を手がけてるらしく、クラブ・ミュージック寄りな人らしいっす。
ラップを担当してる秋田犬DOB-ROKという人物は、I-DeAやUZI、般若などジャパニーズ・ヒップホップの作品に参加するような本物だったりして。かなりカコイイ声してる。ググって出てきた未確認情報だけど、この人って実は外人で、日本には忍者の修行をしに来たとか。ほんとかよ？（笑）

２曲目の危機Ver.はベースのウネウネしたアシッド音がこれまたカコイイ、テクノ・ロックなアレンジで。かなりハードでコアな事やってるけど、こんなんばっかり聴いてるんでかなり好きですわ(ノ∀｀)
アレンジャーの土肥真生さんはハロプロ楽曲にはギタリストで参加してる事が多いみたいっす。ベリの曲とか。

３曲目のshakabone HIDE Remixは何だろう、サルサっぽいようで、レゲエっぽいようで。大きく言うとラテンやね。
プログラミングを担当してるHIDE、普段はボーカルで今回はコーラスのyumi、そしてラップのBOSSYの３人でshakaboneというグループだそうで。面白いコラボだなぁ。どんな縁なんだか。

４曲目のアカペラVer.だけど、これ聴いてると楽しい。「ブンダッ　ダッ」とか「ツクツーツクチー」とかパーカッションも全部なっちが声でやってんの。最後グダグダになって「あははははっ、帰ります」っていう終わり方もなっちらしくて。ミステイクから録ったんだろうか？

これからは「普段どんな音楽聴いているの？」ってなっち推しの人に聞かれたら「『ザ・ストレス』の１曲目と２曲目みたいなの聴いてる。」って答えたら通じそうやね。
クラブ・ミュージックとハロプロが理想的に融合した１つの形を見せてもらった感じです。マストバイですよみなさん。